薬膳の人気資格には、薬膳アドバイザーや薬膳コーディネーター、薬膳マイスター、薬膳インストラクター、薬膳漢方マイスターがあります。
独学で薬膳の資格を取得したいのなら、まずは各々の資格の特徴を把握する作業から始めなければいけません。
独学で薬膳の資格を取得する方法について
まず日本中医食養学会が認定する薬膳アドバイザーは、無試験となります。
誰でも合格できるという話ではなく、日本中医食養学会と契約している施設にて40時間の講習を受講すると、薬膳アドバイザーの認定証書が発行されるのです。
つまり薬膳資格の中でも比較的知名度の高い資格ですが、独学では取得できません。
次に薬膳コーディネーターです。
認定団体は本草薬膳学院となりますが、通信教育のユーキャンと提携している資格のため、受験者の多くがユーキャン経由で取得されています。
ユーキャンの通信講座を利用すれば、半数以上が合格するそうです。
ただし講座受講料は44,000円かかりますし、独学とも言えません。
また薬膳インストラクターにつきましても、受験資格が日本能力開発推進協会の指定する機関にて教育訓練を受けている必要があります。
指定教育機関は、通信教育講座のキャリアカレッジジャパンとなりますので、独学では取得できない資格となります。
では国際薬膳食育学会が認定する、薬膳マイスターはどうでしょうか。
薬膳マイスターは、国際薬膳食育学会の発行しているテキストとDVDを使いながら修了認定試験を目指していきます。
独学でも取得が可能な資格とも言え、学習時間の目安はおよそ6カ月です。
4冊のテキストと2枚のDVDを見ながら、5回の指定課題を提出します。
最後に試験を受け、70点以上の得点率により国際薬膳食育師という資格が認定されます。
受講料は34,000円、早い人だと3か月で薬膳マイスター講座を卒業できるそうです。
最後に薬膳漢方マイスターについてです。
近年、テレビでも取り上げられることがあり、受講者数の伸びている薬膳の資格と言えるでしょう。
スマホから資格が取得できると話題の、通信資格サービス・フォーミーが認定しています。
受講を開始すると、ネット上から教材マニュアルを読み進められ、試験もオンライン試験です。
学習目安は約1か月と短期間での合格が目指せます。
薬膳資格の中でも人気の高いものを5つ紹介しました。
お気づきの通り、基本は通信教育を受けることとなります。
独学とは市販の参考書のみを使った学習スタイルですので、薬膳の資格においては独学が困難だと言えるはずです。
逆に通信講座を受講できれば、数ある資格の中でも難易度は低い部類に入るため、取得そのものは簡単です。
薬膳のおすすめ資格
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