薬膳漢方検定資格の難易度や合格率


薬膳漢方検定は、一般社団法人・日本漢方養生学協会が認定している資格です。
薬膳のベースとなる漢方についての知識も高められますので、指導士を目指す人、食育に興味のある人ならば取得しておきたい資格と言えるでしょう。

薬膳漢方検定資格の難易度や合格率について

薬膳や漢方は中国医学の礎を築いてきた学問です。
日本人にとっては不慣れなジャンルであり、難易度が高いと思われるかもしれません。
しかし薬膳漢方検定は、受験者のほぼ全員が合格している資格です。
日本漢方養生学協会の発表では累計合格者1,824名、これは受験者全体の94%に値します。

難易度が低い理由は、以下の4点が考えられます。
1つは2015年7月26日に実施された、第2回薬膳漢方検定の受験者の内、約9割が女性だったのです。
薬膳料理や漢方は美容に効果的だと言われていますので、男性と比べても勉強する姿勢が違います。
資格取得が目的であっても、マスターできれば自分のためにもなるわけですから、楽しみながら勉強ができるでしょう。

そして、受験理由を仕事目的と回答した人は極々少数でした。
実施レポートによると半数近くが20代から30代の世代であり、全体の9割が女性なのですから、主に専業主婦や子育て中の方が受験していたことになります。
仕事をしている人と比べれば、空いた時間を資格取得の時間に充てることも可能なため、合格率が高いのかもしれません。

また薬膳漢方検定だけでなく、薬膳や漢方カテゴリの資格は総じて難易度が低いです。
指定機関が実施しているプログラムを受講すれば認定される、提携通信講座を受講すれば過半数が試験に合格するなど、勉強をすれば必ず結果が出ます。
つまり別の関連資格を既に取得している人も多く、薬膳漢方検定を受けようと思った時点で基礎知識は身に付いていたりするのです。
1つも関連資格を保有されていない人でも、わざわざ薬膳漢方検定を選ぶということは、全くの初心者ではないでしょう。

最後に日本漢方養生学協会認定の薬膳漢方検定公式テキストについてです。
1,620円で販売されており、試験はテキスト内から満遍なく出題されます。
総ページ数143Pのため、何度か読み返す必要はありますが、公式テキストを使えば独学でも十分に合格します。
4者択一形式のマークシート100問を60分間で解かなければいけないため、スピードも試されるでしょう。
ただし応用力を問う問題は出題されませんので、公式テキストに書かれていることを覚えてしまえば合格できるのです。
合格基準は正答率70%以上となります。


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