身体によいとされている「薬膳料理」を本格的に学びたいと考えている方も増えていますが、そんな方に注目されているのが「薬膳マイスター」の資格です。
薬膳マイスターの資格について
薬膳マイスターの資格とは、正式には「国際薬膳食育師3級」という名称の資格であり、公的な資格ではありませんが国際薬膳食育学会という民間の団体が発行している正式な資格となります。
薬膳の資格には類似のものがありますが、それらとの違いは資格を認定している団体の違いとなります。
資格がもっている評判としては、資格そのもので就職や収入の道が開けるほどのものではありません。
しかし調理師の免許や現在の仕事と繋げることで、より現在の技術に箔をつけることができるものです。
医療業界や福祉業界でも、薬膳料理は積極的に取り入れられており、看護師や介護士、ヘルパーの方が取得しても便利な資格なのです。
飲食業界の中でも、栄養士の方や食品メーカーの方なども薬膳の知識が役立ち、新しい食材を使ったメニューの考案などにも活用できます。
料理スクールの講師や、料理教室を開講するための足がかりにするという活用法もあり、ビジネス面でも十分に活躍できる機会のある資格です。
また家庭料理の中で必ず役にたつ知識を学べるため、子供や旦那さんを喜ばせるために取得を目指す主婦の方も少なくありません。
薬膳マイスターの知識では、薬膳料理の作り方だけではなく、食べる人の健康状態などを鋭く観察するための知識も身につけることができます。
冷え性に悩んでいる場合や肩こりに悩んでいる場合、ストレスで精神的、肉体的に不安定な状態に陥ってしまっている場合などに気付くことができるため、ただ「料理のレシピが増える」以上の意味があるスキルを持てます。
食材の調理法を幅広く学ぶことができることに加えて、毎日の食事で健康を維持することができるため、長い目で見れば食費や医療費を軽減させることにも繋がります。
特に病気に関しては、近年では糖尿病などの成人病が気になる方も増えているため、このメリットは特に注目されています。
薬膳料理のメニューを自分で作ったり、薬膳を本格的にライフワークとして活用していきたい場合には、さらに上の3級以上の資格を目指し、2級そして1級、特級師範へとステップアップすることもできます。
何よりも薬膳そのものが、これから私たちの生活では欠かせないものになって行く傾向にあるため、今のうちから勉強しておきたいと考える方が増えています。
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